岩出山は少子高齢化などもあり空き家がとても多い地域でもあります。

そんな岩出山の空き家の活用事例になればと、岩出山で設計事務所をご夫婦で運営されている【スタジオシンクロール】さんにより、この地域で初となる民泊施設がオープンしました☆


岩出山のメイン通りの裏側の住宅街、住所でいうと浦小路にあるので場所にちなんで、その名も「浦小路ハウス」。ちょっと奥まったところにあるので、ナビを（大崎市岩出山浦小路65-3）設定して小道の突き当たりを目指してください！

3月3日に見学会があったので、さっそくお邪魔してきました！

外装は平家の「ザ・民家」という感じですが・・・

建物の中に入ると、築50年以上の民家を改修したとは思えない素敵な空間
家電、家具や内装もシンプルで清潔感があります。


どこか懐かしい感じするのは、元が民家だからなのか、おばあちゃん家みたいな居心地の良さがあります(^^)



新品のユニットバス、リフォームされたトイレもありますが、個人的にこの洗面所がすごくシンプルでかっこよくてお気に入りです。



入って右側の部屋は洋室かと思いきや、、
なんと建築士のご主人が床を板張りに張り替えたそうで、聞けば他の部屋も壁や襖などを内装デザイナーでもある奥さまが自ら塗ったりと改修作業をかなりご自分達でされたそうです。

板張りになった洋間は個室にできるので、リモートワークをしたり様々なプライベートな活用ができそうですが、建物奥には8畳と6畳の和室があり、そちらの部屋は襖を開ければ大広間になり大人数でわいわい過ごせそうでした！

部屋貸しではなく1組に対して一棟まるごと貸し出すかたちとなる民泊施設。

ダイニングキッチンには冷蔵庫やキッチン、トースターや掃除機、そしてテーブルやテレビもあるので、まさに【家】。


好きな飲食物を沢山持ち込んでゆっくり過ごせそうですよね♪


学生さんのグループ旅行や家族旅行、地域の方が親族が遊びに来た時に泊まってもらう場所として・・など様々なシーンで使えそうです！


今後は時間貸しなども考えているそうなので、親戚や地域の集まり、打ち合わせ、パーティーなどの使い方もできそうです♪
※このブログは写真が4枚しか載せられないので、他の写真は奥様のInstagramにて

眠っていた空き家がこのような形でまた沢山の人に利用されるというのは画期的だなと思いました♪

この施設をみて、空き家を「改装工事してみよう」、「人に貸してみよう」などと思う人が増えて空き家が1軒でも減っていくことを願っています！


この地域は、鳴子温泉と古川の中間地点あたり。

旧有備館および庭園や伊達政宗公の居城があった城山など観光資源もあり、政宗公まつりやバルーンフェスティバルなど全国的にも有名なイベントの開催地域でもあるので、きっとこういうシンプルな宿泊施設を待ってた方も多かったはず！

今後の運用がとても楽しみです☆