想いを繋ぐ夢花火!
8月2日開催のおおさき花火大会に向けて、
皆さんに感動をお届けしたい!花火製作に励む若松煙火製造所。
創業 132年の伝統と技術を持つ、花火屋の老舗「若松煙火製造所」さん。夜空に打ち上げられる花火は、観る人達を魅了し感動を与えてくれます。今年も花火大会に向けて、夜空を鮮やかに彩る花火を作り続けている若松煙火さんの花火への想いと花火製作の工程を取材させて頂きました。
動画リポート
心を動かす花火を
若松煙火製造所 六代目
明治時代から続く、老舗花火屋の若松煙火製造所。
創業から長年古川に工場を構え花火を製造していたが、昭和54年に工場を栗原市高清水に建設。移転してから約39年になります。
大曲の花火・昼花火の部で優勝するなど、日々伝統的な花火技術の改良・新製品の開発、実用化を進めています。
「今年はナイアガラの滝と、音楽とシンクロして打ち上げる花火を予定しています。私たちが丹精込めてつくった花火を、花火会場に来て楽しんで頂きたいです。」
工場には看板はなく、看板犬の「しば(柴犬)」がお出迎え。
「無理をしない」・・・先代の言葉。
規模の拡大や利益の追求を優先するのではなく、「安全で心が動く花火を届ける。」その事を何よりも大切にする意味で先代が使っていたそうです。明治の創業から守り続けてきたこと。迷ったときの拠りしろです。
ひとつひとつの花火がほとんど職人の手作業で丹念につくられています。
花火づくりは、火薬を扱う危険な作業。受け継がれた技能と安全・丁寧な作業。
完成までには幾つもの工程があります。一年に約3万個の花火玉が作られます。
火薬をつかう花火づくりは危険な作業です。仕事場はいつも緊張感が漂う雰囲気の中で作業がおこなわれていると思っていましたが、時に冗談を交わすベテランの職人が、その場の空気をとても居心地よく作り出しているように感じられました。
この環境が、若松煙火の「安全で心を動かす花火」をつくり出しているのでしょう。
㈲ 若松煙火製造所
大崎市古川前田町7−2(本社)
栗原市高清水(工場)
TEL:0229-22-0735
FAX:0229-22-7277
mail:info@wakamatsuenka.com